ワガハイは ゴミである。 かってに すてられて、 ゴミと きらわれる
 せめて そうじされる ときくらい、 きもちよく はかれたい


                 非電化掃除機             

非電化掃除機とは・・・   非電化掃除機の構造  名人芸の江戸箒  

非電化掃除機とは・・・

 掃除には箒と塵取りがあれば十分事足りるような気もしますが、納得されない方も多いようです。箒はカーペットが苦手だし、塵取り作業が煩わしいと感じる方もいるでしょう。だから、相変わらず電気掃除機を手放せない・・・。
  そこで、非電化掃除機を発明してみました。 左の写真の試作品は、重さ約1キロ、押し退きに必要な力は1.2キロ程度です。これで微細なゴミも大きなゴミも掃除できます。畳でもフローリングでもカーペットでも問題はありませんし、部屋の空気汚す心配もまったくありません。容器にゴミが満杯になったら、横の蓋を空けてゴミを捨てるだけ。
  実際に使ってみると、この掃除機の動作はとてもユーモラスです。試作の過程で、透明なモデルを作って実験した時には笑ってしまいました。押したり退いたりするたびに、ゴミが右回り、左回りと運ばれて容器にストストと落ちていきます。なにか、ゴミと仲良くなったような気持ちになる掃除機です。
  シンプルな設計ですから、壊れたとしても修理で簡単に直せます。日曜大工が得意な方なら自作できると思いますので、試してみてはいかがでしょうか。

非電化掃除機の構造

ゴミはまずベルトに踏みつけられ(ベルトに押し退けられることはありません)、次にブラシ車で掻き上げられます。掻き上げられたゴミは、ベルトとゴミ容器の間をブラシ車に運ばれて右回りに移動します。ブラシ車には大きな隙間が設けられていて、ゴミ容器は上部に大きな穴が開いているので、ゴミは上部まで運ばれてくると、ブラシ車の隙間からゴミ容器に落ちます。掃除機が後退するときでも、回転方向が全て逆になるだけで、やはりゴミは容器に運ばれます

 

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