『地球の冷やし方』 #44 塩を造る

製塩器(非電化工房製)
太陽の光を集めて塩水から水分を蒸発させる。
蒸発した蒸気から熱を回収するので、短時間に塩を造ることができる。
写真のリフレクター(湾曲面)で太陽光を中央に集める。
中央にはガラス瓶(黒い円筒)が設置される。
ガラス瓶の中には上部のフラスコの海水が流れ込み、加熱される。
海水は沸騰して水蒸気が発生する。
水蒸気はフラスコ内の銅チューブを通り、海水に冷やされて純水になって排出される。
海水は次第に塩の濃度が高くなってゆき、最終的には塩の結晶が析出される。